ガス会社元社員のガス代セイバーです。
今回は給湯器とガス代の関係について解説します。
給湯器を新しいものにすることでガス代は安くなる?
ガスをお使いのご家庭のガス機器と言えば料理のためのコンロとお風呂のための給湯器の2つが挙げられます。
この2つのうち、ガスの消費に大きく関わるのは給湯器になります。
私が勤続中に聞いたところによると、料理のためのコンロって実はあまりガスの消費量は多くないんだそうです。
少なくともコンロだけを節約して使ったとしてもガス代にあまり影響しないとのことです。
一般家庭のガスの使用量の大部分を占めるのは給湯器なんです。
ですので給湯器をエコ性能の高いものを選んでおくことがガス代を安くするためのポイントとなります。
給湯器を買い替えるタイミングは?
とは言え、給湯器の交換には10万円以上の費用がかかりますので焦って買い替える必要はありません。
現在ご使用している給湯器が問題なく使えているのであれば特に気にする必要はありません。
製造から10年未満で不調が出たり故障した場合は修理できることが多いですし、メーカーの落ち度であれば修理代も無償対応となることがあります。
しかし、製造から10年以上経ちますと、給湯器の故障箇所のパーツが生産終了となっていたり修理できたとしてもそれなりの費用がかかりますので買い替えた方が結果的に安く済むことが多いです。
また、製造から20年近く経っている給湯器であれば現行の機器との性能差もありますので1 10年以上使用しており、何かしらの不調が出るようになったら給湯器の交換時期だとお考えください。
どんな給湯器にすればガス代は安くなるの?
ガス給湯器ですが、主なメーカーは リンナイ・ノーリツ・パロマ・パーパスの4社です。
上記4社の給湯器についてメーカー毎にデザインや機能の違いはありますがはっきり言って性能に大きな差はありません。
その中でもどんな給湯器にすれば良いかと言うとガス代を節約するということを念頭に置いた場合は間違いなくエコジョーズを選ぶことをお勧めします。
エコジョーズとは簡単に説明すると従来品では無駄にしていた排気熱を再利用することで効率よくお湯を沸かすことができる省エネ性の高い給湯器のことです。
各機器メーカーのホームページにはガス使用量が減らせること、ガス代の節約に繋がるとの説明がなされています。
ガス会社に定期的に機器メーカーが訪れ自社製品の売込みを行いますので、特定のメーカーにこだわらなければキャンペーン価格で購入することができるかもしれません。
給湯器を交換することでガス代は安くなるのか?まとめ
給湯器は車と同じように年々進化しており、最新の車の方が燃費性能が良いように給湯器に関しても最新のものの方がガスの消費量は少なくなっているので給湯器を新しくすることでガス代は抑えらます。
ただし、買い替え費用も大きくなるので買い替える目安としては10年経過してからくらいが検討のタイミングと言えます。
メーカーによっての大きなエコ性能の差はありませんので求める機能があるかないか等 自分の好みで選んでも問題ないかと思われます。
複数の業者に見積もりを依頼し、リーズナブルに交換してくれる業者を探すことをオススメします。
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